繰り返す毎日

目を覚ましたのは太陽が真上に昇った頃だろう

最近は寒くなってきて早く起きることは難しい、というか無理だ

早く起きたところでやることもないし意味もない、ならお昼ぐらいまで寝ていようかという気分になる

朝は少し騒がしいが、目を覚ますころはとても静か

朝ご飯ではなくお昼ご飯のお時間

毎日同じようなものを食べ、眠いからかまた就寝

昼寝が最近の趣味、時間がもったいないと思う人もいると思うが寝ることも大事

固い床で日光を浴びながら気持ちよく寝よう

そして暗くなり、晩ご飯を食べ、翌日のお昼ごろまで寝る

これが私の毎日

特に周りからなにも言われないし気にしてないけどいつかこの生活を変えていかなきゃとも思っている

生涯この生活をしていていいのか、しかしこういう運命と思い、このままでいいやと思ってしまう

そんな私にも夢がある

いつかこの家を飛び出して何も言われないところに行きたい

家出というやつである

十数年住んでいるが、正直なところこの家はあまり大きくはない

自分の自由に動けるスペースもあまりないし、天井も高くはない

だからこそいつかは空を見渡せるような大きな家に住みたい

毎日こんなことを思っているけど家出した後のことが心配で仕方ない

行く当てもないし、世の中がどういうものなのかは知らない

テレビはあまり見ないもので

だからこそ出してくれる3食はしっかり食べ、見た目だけは強そうにしておかないとね

弱そうだからって何か起きても嫌だし

私は家出したいと思っているけど周りの人達はどう思うのだろう

お前は家族だよ、とかまだここにいて、と言われたら心が揺らいでしまうかもしれない

誰かが必要としてくれていればいいな

こんなことを思っているうちに今日も終わりそうだ

またいつもと同じような1日を過ごしてしまった

さて、寝るとしますか、おやすみ

 

以上、私のペットの亀のお話

たまには言ってあげようかな、「家族だよ」ってね。